新しい家族を迎えたとき、まず初めに思うことは？
健康状態は大丈夫かな　ということではないでしょうか。それから、さあ名前を・・・という順序。

健康診断のためだけに病院へ足を運ぶのを　ためらう方には、ワクチン接種の機会を活かしましょう。

さて、「犬」「猫」「フェレット」の３種（広くは　イヌ科、ネコ科の品種）には、ワクチンを接種することが必要です。
いずれも、初期の複数回の接種（狂犬病は1回）を済ませれば、以降は毎年1度の追加接種で免疫の維持が可能です。

犬編


【狂犬病ワクチン】
「狂犬病予防法」で義務づけられており、違反すると法令により処罰の対象に。　
近隣の諸国では現在も発生が確認されています。


【５種混合ワクチン】
犬パルボ、犬ジステンパー、パラインフルエンザ、犬伝染性肝炎、伝染性喉頭気管炎が予防できます。


【８種混合ワクチン】
　5種ワクチンとの違いはレプトスピラ病（2種類）と、コロナウイルス感染症が予防できるか否かの点。特に、レプトスピラ病は人への感染の可能性がある　人獣共通の病気として知られています。

猫編

【3種混合ワクチン】
街角で見かけるネコちゃんが鼻水、くしゃみをしていたらば要注意。接触が無くてもウイルスがあなたに付着したかもしれません。

人には感染しないものの、飛沫感染という感染経路であなた自身がウイルスの運び屋になってしまう事も。
このワクチンの接種で、上の症状のような鼻気管炎感染症、カルシウイルス感染症、猫汎白血球減少症を予防できます。

【猫白血病ワクチン】
ケンカ傷、舐めあい、交尾による接触で感染します。人には感染しませんが、ネコちゃんにとっては死に至る怖い病気です。
潜伏期間が数年と長いため、初めての接種の前には血液検査により感染の有無を調べます。

【5種混合ワクチン】
上記の4種類の病気に加え、クラミジア感染症を予防する事ができます。人と共通の感染症であることから、注意が必要です。

【FIVワクチン】
猫エイズを予防することができます。ケンカ傷、、交尾による接触で感染します。人には感染しませんが、ネコちゃんにとっては死に至る怖い病気です。接種前に感染の有無を調べます。

フェレット編

【ジステンパーワクチン】
フェレットにも、ジステンパーの感染の可能性があります。外出しなくても、感染することも。要注意です。
ワクチン接種で予防に努めましょう。

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