「お知らせの倉庫」
ここには、既にシーズンを終えたお知らせを ストックしています。
当院の診療方針をご紹介できると考えこのページを設けました。
春 編
すでにワンちゃんの狂犬病予防注射の季節になりました。
飼い主様、ワンちゃんの双方が体調の良いときに、
お済ませください。
注射の前には、必ず問診や聴診器による心音の聴診、
体温測定に伴う肛門周辺の視診や、
ワンちゃんへの挨拶をしながら、頭をなでたり口の中を開けたり
あちこちの視診を同時に行っています。
さりげなく触れているようで、触診もしています。
体重の測定は、
食生活や体調の変化、フィラリア予防の
お薬の種類や量に関わる判断の基となります。
病院で予防注射をするという事のメリットを
存分に生かしてください。
フィラリア症の検査を同時にお勧めするのも、その一環です。
８歳を過ぎたワンちゃんは内臓の機能を血液検査で知ることも大切ですね。
フィラリア症の検査のための採血量を少し増やせば
一度の採血で可能です。
ワンちゃんに、何度も痛い思いはさせたくないのが
飼い主さんの共通の想い。
この時期はよく思案を。
晩夏 編
いくぶんか 涼しくなりました。
お散歩にも最適な季節ですね。
でも、油断は禁物。
小さな家族のちょっとした変化にも
気を配ってください!?
12歳13歳といった、人でいえば65歳を超える高齢の
ワンちゃん猫ちゃん
（品種によってはもっと低い年齢から老齢化が進みます）
には、
ちょっとした飲み水の減り具合・排尿の回数や量や色
しぐさや散歩の際の足取りなど
わずかな変化がサインとなって
病気の発見につながる事も多いものです。
フィラリア予防薬や、ノミ・ダニ駆除剤を受け取りにいらっしゃるついでに
ちょっと相談なさる姿や
ワクチン接種の際に、気になることを質問なさる方も
増えています。
そのつど、丁寧にお答えするよう努めています。
ただ、
私どもは、「病気の治療」には最善を尽くすことはもちろんですが、
一方では
「病気の発見」にも心を砕いているつもりです。
でも、
ご家族である飼い主様の毎日の観察眼に
脱帽のことも多々。
ほんの小さな変化、見つけてあげてください。